何をやるにも必要な「やる気」。本気でやる気を出したいなら、やる気の仕様を知っておくのがいいでしょう。本日は「やる気の仕様」についてです。
こんにちは。猫ITソリューションズ広報の齊藤メイ（♀）です。 本日は、「やる気の仕様」について考察します。 以降に表記される用語と意味は以下の通りです。
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やる気[やるき]
やる気。数値で表します。 -
やる気技[やるきわざ]
やる気値を高めたり維持する技。重ねがけ・併用・連続使用いずれも可。 -
やる気アイテム[やるきあいてむ]
やる気値を高めたり維持する食物や機材などの事。重ねがけ・併用・連続使用いずれも可。 -
レベル[れべる]
やる気を出す術（すべ）の総合練度を表す数値。
やる気はプラスとマイナスと適正値がある。
以下の図をご覧ください。
これはやる気の特性を表した図です。
やる気にはプラスとマイナス、そして適正値があります。 プラス・マイナス共に限度はありませんが、適正値の範囲から外れると障害が発生します。
適正値の範囲を下回っていると、目的の達成が難しくなります。 例えばプログラミングにおいては、PCを起動しません。
適正値の範囲を上回ると、目的達成においては進行しつつも、冷静さを欠きます。 例えばプログラマーは、今必要ではない機能の実装を試みたり、ライブラリの整理を行ったりします。
適正値の範囲は人により異なります。この適正値の範囲を探り当てる事がレベルの上達、そして目的達成につながります。
やる気は他のパラメーターや環境の影響を受け変動する
他のパラメーターとは、
- 体力・精神力などの人の基礎能力
- 食欲・性欲・睡眠欲などの欲求
の事です。
環境は、現在置かれている場の事です。
例えば、食欲が極度に満たされていなければ、やる気を出す目的は「食欲を満たす」に変わってしまい、プログラマーはコンビニへと走ります。
逆に食欲が満たされ過ぎていると、やる気を出す目的は「睡眠欲を満たす」に変わるケースが多く、プログラマーはシエスタについて熱く語りだします。
そしてパイプ椅子が並ぶタコ部屋でのプログラミングと、一人一つのデスクが与えられるオフィスとでは、やる気の初期値も変わります。
しかし、パラメーターや環境を適正に保てば良いとも限りません。
例えば体力が有り余っていれば、やる気の持続時間が通常より長くなる場合があります。プログラマーなら通常2徹が限界でも3徹が可能になります。
また東日本大震災におけるYahoo!の対応においては、役員用の大会議室が震災対策特別室として稼働しました。成果は書くまでもありませんが、専任スタッフの中から3組のカップルが生まれて、結婚することになった事だけは記載しておきましょう。人生何があるか分からないという事で、やる気向上に固持すると思わぬチャンスを逃すこともある、という例でもあります。
Yahoo! JAPAN の奮闘（1） – 東日本大震災と情報、インターネット、Google
例えばプログラマー、、、では例を挙げるのは難しいので、格闘家を例にあげます。格闘家は筋肉と同時に常にある程度の割合の脂肪が必要とされるそうです。このように目的別に体調を整えることがベストですが、人それぞれ生活スタイルは異なり、時と場合によっても異なるものなので、多様なスタイルに対応するためにニュートラルな体調管理を心がけましょう。
やる気は時間とともに消費される
上記に関連しますが、例えばやる気が100%のプログラマーが居たとしても、そのまま永遠にプログラムが打てる訳ではありません。 やる気は時間と共に消費され、適正範囲値を下回れば、目的達成は難しくなるでしょう。 徐々にやる気が下がる場合もあれば、何かの影響で一気に下がる場合もあります。 例えばプログラマーなら、仕様変更を知った瞬間は完全に手が止まります。
時間と共に消費されるやる気をいかに維持・回復・向上させるかが、目的達成のキモとなります。そのためのやる気技・やる気アイテムなのです。
やる気技には直接・間接・単発・永続の属性がある。
やる気技は「やる気を高める」の一言では括れません。
技自体が人体・精神に影響を与える「直接やる気技」、 技自体は人に影響は与えず、周辺環境などに変化を加えることで、間接的に影響を与える「間接やる気技」、 一日に一回しか使えない、または連続使用が出来ない「単発やる気技」、 一回の技発動で長時間に渡って影響を与え続ける「永続やる気技」と、効果も属性も様々なのです。
またレベルが上がると、各種やる気技を連続して発動させることで、より高い効果を得られる「やる気技チェーンコンボ」が使えるようになります。
やる気技の殆どは使うたびに効果が下がるが、練度により効果を保てる技も存在する。
主に「馴れ」によって効果が下がります。
例えば「音楽を聴く」というやる気技は、聴きなれるとその効果は薄れます。
しかしやる気技によっては、練度を上げることにより、馴れによる効果低減を無効化することもできます。 このような技はとても有用に思えますが、新たな技を会得した方がやる気向上に効果的な事が多いので、あえて使用を固辞する必要はありませんが、知っておいて損はありません。
ここまでは、猫ITソリューションズ提供のEvernoteWebアプリ「Curiage」の開発者インタビュー・アンケート内容を参考データとして、考察しております。
次回もご期待ください。
