poundによる負荷分散その2

サーバー 負荷分散 アプリケーション別 Pound

広報:齊藤 メイ 広報:齊藤 メイ

Posted on 2009年09月29日(火)23:28


poundによる負荷分散その2

以前poundのインストール記事を書きましたが、 Webアプリケーション上にてOpenID取得など長いURIを取得する際には、 旧バージョンのpoundですと、取得出来ない場合があります。 今回はそれを踏まえての記事となります。 本日は、「poundによる負荷分散その2」についてです。

こんにちは。猫ITソリューションズ広報の齊藤メイ(♀)です。 本日は、「poundによる負荷分散その2」についてです。

システム・ネットワーク構成は以下を前提としてのご説明になります。

192.168.1.93 poundサーバー
192.168.1.23 webサーバー1
192.168.1.33 webサーバー2

※全てCentOS5.3

以下サイトを参考にしました。貴重な情報に感謝いたします。
参考:
Request URI is too long. - taslamの日記
Pound が Header Buffer を 2KByte しか確保しない不都合 :: Drk7jp:
揺動散逸日記 libunwind build failure.:

必要なアプリケーションをインストール

 

poundをインストール

ソースを確認してからインストール。
どうも古めのpoundではHTTPリクエストのヘッダのサイズにRFC以下の制限があるようです。 waku2traffics.comサーバーでは、 OpenIDを取得する際に「Request URI is too long.」と出てしまいました。 そのため、最新版を導入&制限がどうなっているのかの確認をしてからのインストールとなります。

また、waku2traffics.comサーバーは64bitCPUにて稼動しているので、本来であればx86_64版を導入すべきですが、インストールの際に障害が発生した為、今回はi386版をインストールします。

※生成するrpmはx86_64


以下の記述を確認。

※古いバージョンだと1024になっている、が2.4.5-1では最初から4096になっている。

 

設定ファイルの編集

設定ファイルの内容は、以前書いたpoundインストール記事と変わりありません。

※v1とv2で記述方法が異なるので注意。

設定ファイルのバックアップ


あとはserviceなり直接叩くなりすれば起動します。 私はheartbeatから起動していますが、ここでは説明を割愛します。

上記設定ファイルの記述例の前にも書きましたが、 poundの設定書式は、昔と比べて現在はかなり変わっています。注意しましょう。


いかがでしたでしょうか?
猫ITソリューションズは、飼い主の皆さんにITを活用しあらゆるシーンで的確なアドバイスをいたします。それではまたお会いしましょう。

poundによる負荷分散その2

see you!

 



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