「waku2とらふぃっくすHAクラスタ化プロジェクト」のひとつです。 本日は、「DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその5[LVM Clusterの設定]」についてです。
こんにちは。猫ITソリューションズ広報の齊藤メイ(♀)です。 本日は、「DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその5[LVM Clusterの設定]」についてです。
関連記事:
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその1[基本設定・LVM/ネットワーク]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその2[DRBD/GFSのインストール]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその3[DRBDの設定]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその4[GFS2の設定]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその5[LVM Clusterの設定]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその6[GFS2でフォーマット]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその7[動作テスト]
- DRBD(Primary/Primary) + GFS2によるネットワークミラーリングその8[起動・終了]
貴重な情報をありがとうございます。深く感謝の意を表します。
参考サイト:
- ウノウラボ Unoh Labs: DRBDによるコンテンツの相互バックアップ
- CentOS 5.2でPrimary/Primary構成のDRBD+GFSを組む
- DRBD+GFS2でPrimary/Primary構成 on CentOS での起動スクリプト - なんとなく日記
- DRBD+GFS2 - ネットワークでミラーリング + 共有ディスク
- DRBD (Primary/Primary) + GFS2で1ノード落としても大丈夫に
- 負荷分散システム上でのハードディスクデータの同期をDRBDで実現する
- GFSフォーマットする前に。 (4) RedHat Cluster と Quorum
- 検閲Tech: Xen DomU上でDRBDを使う・その0・概要
- gfsとiscsiを使ったファイル共有をやってみた(構築編)
- ほげほげぐだぐだまったり DRBDでStandAloneにしないために
- drbdのスプリットブレイン訓練 - お仕事日記。
ここでの構成は以下の通り。(xenが前提です。洒落のつもりはないです)
- (Domain-0)mikeneko.waku2traffics.com
- (Domain-U)buchineko.waku2traffics.com
- (Domain-U)sabineko.waku2traffics.com
- (Domain-0)toraneko.waku2traffics.com
- (Domain-U)shironeko.waku2traffics.com
- (Domain-U)kuroneko.waku2traffics.com
- (eth0)192.168.1.20/(eth1)10.0.0.20 mikeneko.waku2traffics.com
- (eth0)192.168.1.21/(eth1)10.0.0.21 buchineko.waku2traffics.com
- (eth0)192.168.1.22/(eth1)10.0.0.22 sabineko.waku2traffics.com
- (eth0)192.168.1.30/(eth1)10.0.0.30 toraneko.waku2traffics.com
- (eth0)192.168.1.31/(eth1)10.0.0.31 shironeko.waku2traffics.com
- (eth0)192.168.1.32/(eth1)10.0.0.32 kuroneko.waku2traffics.com
OS:CentOS5.2 x86_64版
なお、構成についてですが、正直こんな文字だけでは分からないと思います。 申し訳ありませんが図は用意できませんのでご了承願います。構成を自分なりの図にすることをオススメしますが、さっぱりわからないと思いますので、この本を参考に作る事を強くオススメします。
【中古】 Linuxアドバンストネットワークサーバ構築ガイド HAサーバ構築編/デージーネット(著者)
【中古】Xen徹底入門 オ-プンソ-スで実現するOS仮想化環境 第2版/翔泳社/宮本久仁男(大型本)
各アプリケーションのなんとなくの仕様の理解、上記構成をなんとなく図解できる程の把握、Xenでの仮想化完了が前提となります。 以下の記事も合わせてお読みください。
Xen(Domain-0)のインストール
Xen(Domain-U)のインストール
Xenマスターイメージ作成
Xen(Domain-U)の複製(LVMベース)
Xen(Domain-U)で複数のネットワークインターフェイスを使う
LVM Clusterの設定・起動
sabineko/kuroneko両方で実行。
ロックタイプを変更する。
設定ファイルが初期状態のままだと通常のファイルロック、値を3にすることでクラスター用ロックが使えるようになるようだ。
lvm.conf(5): config file for LVM2 - Linux man page
1 |
# vi /etc/lvm/lvm.conf |
起動。
sabinekoで実行。
1 2 3 4 5 |
# service clvmd start Starting clvmd: dlm: Using TCP for communications [ OK ] Activating VGs: 2 logical volume(s) in volume group "VolGroup00" now active [ OK ] |
kuronekoで実行。
1 2 3 4 5 6 |
# service clvmd start Starting clvmd: dlm: Using TCP for communications dlm: got connection from 1 [ OK ] Activating VGs: 2 logical volume(s) in volume group "VolGroup00" now active [ OK ] |
sabinekoを見ると、、、
1 |
dlm: connecting to 2 |
と表示される。
次回は、GFS2でフォーマットについてです。