MovableType(以下MT)はその扱いの敷居の低さから、多くの個人・企業サイトで使われているCMS(Content Management System)です。現在最新バージョンは5ですが、サーバー環境などの都合により旧バージョンである4系を使わなくてはならないケースも多々あるようです。 本日は、「ECサイト構築時にお薦めのMovableType4プラグイン・技」についてです。
こんにちは。猫ITソリューションズ広報の齊藤メイ(♀)です。 本日は、「ECサイト構築時にお薦めのMovableType4プラグイン・技」についてです。 なおプラグインについてですが、お使いのサーバー環境によっては動作しない場合もありますのでご了承ください。動作確認サーバー環境
ファーストサーバー:ビギーガ1
※MTはダイナミックパブリッシングを使用しないが、拡張子htmlにおけるphp動作またはSSIを使用する。
貴重な情報を提供してくださった各サイト管理人様に感謝いたします。
MovableType 備忘録 - カテゴリごとにテンプレートを切り替える
MTでカテゴリー別にテンプレートを変更する方法 | CSS Lecture
商品カテゴリ別記事一覧リストをカテゴリごとに見た目を変更する場合に利用します。
MTでブログ記事ごとにテンプレートを選択可能にする方法 | CSS Lecture
カテゴリなど条件ではなく指定記事のテンプレートを任意で指定したいというケースは多々あります。
MovableType 備忘録 - Asset Handler プラグイン
通常運用においては実はあまり使うことはありませんが、画像ファイルなどのアップロード数が50あたりを超える場合一括してアップロードしたいはずですので、その際はとても便利です。私はMT非管理下→MT管理下の変更を伴うサイトリニューアル時に使用し、とても助かりました。
※画像ファイルだけまとめてアップロードしておけば、既存コンテンツMT移行作業は文字入力のみとなり、WEB専任の人間ではなくとも、ブログを書いた事がある程度のITリテラシーを持つ方ならば誰でも行えるため、移行時間の短縮になる。
小粋空間: MovableType で他のブログのテンプレートモジュール・ウィジェットを利用する
ECサイト構築時にブログが一つだけという事はほぼありえませんので、メインブログからヘッダーなどのマスター的モジュールを引っ張ってくると管理が楽になります。
※MT5では「webサイト」という概念がありますのでそれに準拠した方が良いでしょう。
MT すべてのブログからの記事の一覧を最新順に表示 | CSS Lecture
上記にある通り、MT4においては通常ECサイト構築は複数ブログでの運用が必須になりますので、各ブログからの最新情報を抽出するために必要です。
MT > TinyMCE-MTPlugin - ToI
運用を制作者ではなく、ITリテラシーが高い社内の人間が行う場合にこのプラグインを用意すると、記事作成時の表現の自由度が高まります。しかしあまり自由にすると問題が発生する場合もあるため(=次リニューアル時に障害になりそうなタグやCSSを使われる等)多用は禁物です。
MovableTypeの出力ファイル名(URL)を変更する :ビジネスブログのホームページ制作
これを導入しないと、URLがSEO的にとても不利になる無機質なURLになります。 URLでもSEOを意識する場合にはとても有効です。
MovableType4.2における画像のデフォルトアップロード先を指定する | クリエイティブポケット -SEO/SEM、デザイン、Wordpress/MovableType、CSSなどWeb制作に関するブログ-
運用を制作者ではなく社内の人間に行わせる場合には絶対に必要です。 これを行わないと、アップロードした画像が制作者が想定したアップロード用フォルダではなく、ドキュメントルート等に大量にアップロードされてしまう可能性が高くなります。
MTでアップロードや画像の貼り付けを劇的に使いやすくするプラグイン - WEBデザインストック | WEBデザイン・MovableType等の備忘録
商品ページ追加などの場合には複数・多数の画像ファイルを使用するのが通常ですが、このプラグインを導入することにより、画像アップロードの手間を簡略化し、かつデータ管理も制作者の意図通りに行え、一記事制作におけるスピードアップも図れます。
ブログ記事の複製を一発作成:CopyEntryLink | MovableTypeプラグイン | MTエンジニアブログ | スカイアークシステム
カスタムフィールドをあまりまたは全く使わず、かつ同じような内容の記事を書くことが多いニュースリリース系ブログに導入すれば、文章ルールも守れ、一記事制作のスピードも上がります。
静的ページ用ページ分割プラグイン:PageBute | MovableTypeプラグイン | MTエンジニアブログ | スカイアークシステム
「次のページへ」「前のページへ」を実現するプラグインはいくつか存在しますが、このプラグインが一番扱いやすいと感じました。
オススメ記事を紹介するMovableTypeプラグイン:RecommendedEntry - Open MagicVox.net
SEOにおいて直帰率を低くするのに大きく貢献してくれるプラグインです。amazonでいう「この商品を買った人はこんな商品も買っています」を簡単に導入できます。作者は「非常に好い加減かつお遊び的なものである」と謙遜していらっしゃいますが、これを「本気で」自前で用意するのはかなり骨が折れ、買い付ける場合はかなり高額になるため、そういう意味でもお薦めです。
カテゴリーとフォルダを並べ替えるプラグイン(MT4以降用) - The blog of H.Fujimoto
ECサイト運用中にカテゴリの並び替えは必ず発生するため、そのソリューションは既にいくつも存在しますが、このプラグインが一番扱いやすくかつ高機能です。
※プラグイン導入時にデータベースの変更も行っているようなので、MT5移行時にそれがどう影響するかは不明。
MovableType 複数のブログをまとめて一つのサイトマップにする « 開発者ブログ | スローライフな旅 AirNX ~旅するビデオキャスト放送局~
ここで言うサイトマップとはGoogleAnalyticsに送信するサイトマップの事です。 ECサイトは複数ブログ運営がほぼ必須になるため、必ず設定すべきでしょう。
MovableType 複数のブログのRSSを統合 « 開発者ブログ | スローライフな旅 AirNX ~旅するビデオキャスト放送局~
ECサイトを複数ブログで運営しても、RSS情報まで複数にバラけたままでは利用者にとって不便な場合がありますので、複数ブログそれぞれのRSS情報プラス、統合したRSS情報も配信した方がいいでしょう。RSS利用者を個人と考えると普及度も疑問に感じ重要性も感じないかもしれませんが、個人ではなく新聞・雑誌編集者、ニュースサイト運用者と考えれば話は別です。彼らは多くのサイトをチェックしなければならない職業のため多くの方がRSSリーダーを使用しています。 他にもお薦めは沢山ありますが、とりあえずは以上です。 ちなみに今や多くの方が利用しているTwitterですが、記事を書いたら投稿した方がいいでしょう。 投稿方法は、 の3通りがあると思いますが、それぞれサイトの運営指針を確認した上でのソリューション選択をしましょう。