あらためて書くまでもなく、先の震災はペットと飼い主の関係、また対応について考えさせられる出来事でした。本日は「災害時ペットと飼い主のサポートをする団体「緊急災害時動物救援本部」」についてです。
こんにちは。猫ITソリューションズ広報の齊藤メイ(♀)です。
本日は、「災害時ペットと飼い主のサポートをする団体「緊急災害時動物救援本部」」についてです。
私が緊急災害時動物救援本部の存在を知るきっかけとなったのは、ペティオマガジンというフリーペーパーです。弊社猫ITソリューションズ代表である齊藤が近所のスーパーから猫缶を買うのと一緒にもらってきてくれました。
緊急災害時動物救援本部は、
- (財)日本動物愛護協会
- (公社)日本動物福祉協会
- (公社)日本愛玩動物協会
- (社)日本獣医師会
の4団体から成り立っています。
主な活動内容は、
- 物資/資金の被災地への提供
- 被災地の行政に対する要請
- 現地支援
- 災害対策の普及啓発
となります。
失礼ではありますが、ここまで見ると「よくありそうな団体かつ活動内容」に思えます。しかし私は更に失礼ではありますが「バラバラに活動し全く統制が取れていないように思える日本の各動物愛護団体にも、こういう組織があったのか」と感心しました。IT業界でよくいう「ワンストップサービス」は難しいと思いますが、円滑な支援の流れを予感させます。
行政
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緊急災害時動物救援本部
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諸団体
そしてこの緊急災害時動物救援本部の重要な取り組みの一つとして、平時における災害に対する備えの普及啓発活動があります。正直悲惨すぎてこのブログでは書けないような数々の事象が先の震災では起こりましたが、個人における「災害に備えてペットを守る準備をしておこう」という意識を高めておく事により、もしまた何か災害が発生した場合には今回のような悲惨な状況を減らす事が出来るでしょう。それは同団体の負荷を減らすことに繋がり、同団体がより支援の必要な地域に多くのリソースを提供できることを意味します。
ただし、この緊急災害時動物救援本部の存在を手放しで喜べるか?と言うと、そうでもないかもしれません。
以下ソースは引用元が消失していたり、何より現状は改善されている可能性もありますので確実な情報とは言えませんが、まずは全てを疑うIT戦士としては知っておいて良い情報かと思います。
【20キロ内には入りません。放浪犬猫も保護しません。】緊急災害時動物救援本部【詐欺】|☆猫とdahlalと舞莉亜☆
緊急災害時動物救援本部とのやりとり(義援金配分、義援金返還請求、一時預かり条件)。 全ての命にやさしい世界を~PONA☆/ウェブリブログ
色々あるようですが、少なくとも自分のペットくらいは自分で守ってあげたい事に違いありません。平時のうちに情報を集めて、備えをしておきましょう。