poundによる負荷分散その1

サーバー 負荷分散 アプリケーション別 Pound

広報:齊藤 メイ 広報:齊藤 メイ

Posted on 2009年08月30日(日)23:53


poundによる負荷分散その1

poundは元々はリバースプロキシとして開発された有名な負荷分散アプリケーションです。 今回はロードバランス、負荷分散という点においての環境構築となります。 本日は、「poundによる負荷分散その1」についてです。

こんにちは。猫ITソリューションズ広報の齊藤メイ(♀)です。 本日は、「poundによる負荷分散その1」についてです。

システム構成は以下を前提としてのご説明になります。
今回の基本的な使い方は、 ldirectord(LVS)では制御が難しい「負荷分散されては困る」webアプリケーションをどうにかする という目的で使っていますので、ご了承ください。

192.168.1.93 poundサーバー
192.168.1.23 webサーバー1
192.168.1.33 webサーバー2

※全てCentOS5.3

参考:
http://d.hatena.ne.jp/taslam/20080519/p2
http://www.drk7.jp/MT/archives/001142.html
http://gusmachine.blog49.fc2.com/blog-entry-430.html

poundのインストール

通常はCentOS標準リポジトリにpoundは含まれていないらしい。 その場合は他リポジトリ設定を完了させている必要がある。 自分は以前にclamvをインストールしたときに設定したリポジトリが生きているためOKだった。


pound実行ユーザーの追加


設定ファイルのバックアップ

 

設定ファイルの編集

※v1とv2で記述方法が異なるので注意。


あとはserviceなり直接叩くなりすれば起動します。 上記設定ファイルの記述例の前にも書きましたが、改めて注意をば。

poundの設定書式は、 昔と比べて現在はかなり変わっています。

以下サイトのような書式ですと、poundの最新バージョンでは動きませんので、注意しましょう。
Poundで作るロードバランサとSSLラッパ(3/4) - @IT

また、上記のインストールでは、HTTPリクエストヘッダーを取得する際に障害が発生するかもしれません。 その際は記事「poundによる負荷分散その2」もお読み下さい。


いかがでしたでしょうか?
猫ITソリューションズは、飼い主の皆さんにITを活用しあらゆるシーンで的確なアドバイスをいたします。それではまたお会いしましょう。

poundによる負荷分散その1

see you!

 



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