新しく買ったノートPCに手持ちのSSDを入れようとしたんだけど、、、そのSSD、あなたのノートPCにも入らないかもしれませんよ、、、
2012-02-16追記:
SSDには7mm厚と9.5mm厚の2タイプがあって、X121eやX200など最近のThinkPadには7mm厚しか入りません。この記事を一言で書くとそういうことです。
猫ITソリューションズ代表の齊藤です!
ノートPCを買ったんで、内蔵HDDを手持ちのSSDと入れ替えようとしたら、、、
物理的に入らない。
\(^o^)/
つまりこういう事です。
高さが違うのだ。5mmくらい?
左が手持ちのSSD。
右が元から入ってたHDD。
さて、困ったね。
じゃあSSDを分解して入れてみよう!
(ここまで思考時間2秒)
注意!
- 分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
- この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は筆者および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。
- 内部構造などに関する記述は記事作成に使用した個体に関してのものであり、すべての製品について共通であるとは限りません。
これが今回SSDを入れるノートPC「ThinkPad X121e 3045-6JJ」。
裏フタを外すことでメモリもHDDも入れ替え可能。
IBM ThinkPad時代は、キーボードを取っ払う方式で面倒だった。楽になったもんだ。
んで、これが手持ちのSSD「SLD3-25SAT3-60G」。
早速分解。普通の精密ドライバーで簡単に分解できます。
しかし基板むき出しでノートPCには入れたくない。
SSDのチップがノートPCメイン基板と接触しないように、SSD基板をボルトとナットで少し浮かせてみた。ボルトはSSD基板とケースを元々固定していたネジ穴に固定。ボルトとナットのサイズは、家にころがってたのを使ったので不明だけど、まぁホームセンターで買える代物。要は、SSD基板とケースを元から固定してあったネジと同じくらいの太さ・高さのボルトと、それに合ったナットを用意すればよろしよ。
とりあえずノートPCに入れてみたところ。
次はノートPC裏フタとSSD基板が接触しないように、SSD裏面金属ケースをSSD基板に「かぶせた」。ボルトとナットで浮かせたSSD基板の上面と、SSD裏面金属ケースの内側は、接触しない程度に高さが保たれています。でも、このままだとSSD裏面金属ケースはグラグラ。ThinkPad X121eのHDD固定金具をそのまま使ってSSD裏面金属ケースを固定すればOK。
これでSSD換装作業は完了。
じゃあ確認してみよう。
やったー!
・・・まぁ繋げりゃ動くサ。
壊れてなければ当たり前の話。
問題は耐久性だ。
SSDからケースを半分とっぱらった状態でノートPCに装着しているのだから、当然耐久性は落ちている。とはいえ、ここまでの施策はそれなりに日常使用における圧力などの干渉を考慮しての施策だ。実際どうだかってのは、しばらく使ってみないと分からないなー、、、
とりあえずはSSD換装完了。
今回自分はこんな面倒な事をするハメになりましたが、皆さんは、
- 最初からSSDモデルのノートPCを買う
- サイズを確認してからSSDを買う
ようにしましょう。
約束だゾ!